ライト相続支援会の代表の市川です。

ライト相続支援会は比較的に簡易な相続を支援するためにつくられました。

具体的には、申告書作成ソフトの提供と専門家の紹介により支援を行っています。

 

このようなサポートをおこなうきっかけになったのは私の父の相続です。

小さな相続でしたが事務手間が多く通常の生活に戻るまでに本当に時間がかかりました。

そこから、相続後、早く元の生活に戻ることができるお手伝いができればと考えるようになりました。

 

相続の規模が小さくても大きくても相続の際に気になるのが相続税への対応です。

税理士としても小さな相続でも一定量の確認作業はでるので、財産規模などに正比例してコストが下がるというものでもありません。そのため、小さな相続には対応しにくく、相続人も税金の割に税理士費用が高い等で悩んでいるのも現状です。

 

それでも、相続財産＞基礎控除、であれば申告書は提出しないといけません。

さらに、相続税の基礎控除額が下がったことによって、相続税の申告書を提出しなければならない相続案件が今後増えてきます。

 

ただ、提出義務がある場合でも、申告書を提出すれば、税額は発生しない又は発生してもそれほど多くない、という方も多くおられます。例えば、自宅を配偶者が相続することで小規模宅地の評価減をつかったり、配偶者が相続することで配偶者控除をつかうなどの場合です。これらの特例を使う場合には申告書の提出が必要です。

 

現状で申告書を作ろうとすると、以下の３つのパターンがあります。

１　税務署に相談する

２　税理士に依頼する

３　自分で作る

 

１は、心理的な抵抗がありますが一番リーズナブルなパターンです。

２は、安心できますが、税額以上に作成費用が係るかもしれません。

３は、相続税の知識が必要で、また、簡易な作成手法がありませんでした。

 

そこで、ライト相続支援会では、この簡易な相続税の計算方法と申告書作成のためのツールとして「ネットde相続税」をリリースすることにしました。ネットde相続税をつかえば、利用者が、自分で、相続税の計算を行い、申告書をダウンロードして提出することができます。

 

ネットde相続税を第三の相続税申告書の作成方法として活用いただくことで、相続人様が早く元の生活に戻るお手伝いができたらと思っています。